梅雨に入り蒸し暑い中、今年はマスクの着用もあるため、
熱中症が心配になりますね。
マスクの着用が習慣化される中、ご自身の口臭が気になる方も
多いのではないでしょうか。
口の中から出るニオイは特に唾液の分泌に影響されます。
唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があり、
「噛む」「話す」など口を動かして唾液腺を刺激する
ことによって分泌が増えます。唾液が減って口の中が
乾燥すると、自浄作用が低下し、タンパク質を分解する
細菌が増えるので、口臭も濃縮されてニオイがきつくなります。
朝起きた時や、ストレス、ホルモン変調時などの時に
口臭が強くなります。また、舌苔や歯周病は口臭の
大きな原因になります。
強い口臭が気になるときは、歯科でチェックを受けて
いただき、定期検診などで口腔内のメンテナンスを
することで、口腔内を清潔に保っていきましょう。
また、歯磨き剤は、口臭のもとになる細菌の除去が
期待できます。口腔内で気になることがありましたら
お気軽にスッタフにお尋ねいただき、ご自宅でも
ケアできる環境作りにお役立てください。
アシスタント 吉岡 晴子
7月の診療予定
7月25日土曜日休診(7月23日木曜日~26日日曜日休診)
祭日、日曜日、木曜日は休診
新型コロナによる緊急事態宣言が解除されました。少しホッとした気持ちもありますがまだまだ気を緩めてはいけませんね。不要不急と言うことでなかなか検診や治療に来院できなかったので虫歯が心配だった…という声を患者さんから耳にしました。緊急事態宣言が解除されても今まで通りの生活に戻るのにはまだまだ時間がかかりそうです。そこでご自宅でできる虫歯予防、セルフケアのポイントをお話ししたいと思います。虫歯・歯周病の予防で最も大切なことはご存知のとおりブラッシングでプラークを除去する事です。ただブラッシングといっても要所を抑えてブラッシングすることが肝心です。歯の周りには3大不潔域と言って、プラークのたまりやすいところがあります。この3か所が虫歯のできやすいところなので重点的に磨くようにしましょう。
三大不潔域
①歯と歯肉の境目
②噛む面の深い溝
③歯と歯の間
歯と歯肉の境目にハブラシを当て、斜め45度くらいに毛先を少し歯肉側に傾けて細かく揺らすように軽い力で歯ブラシを動かしましょう。歯周ポケットの入り口にフィットしてうまくプラークが除去できます。噛む面は歯ブラシの毛先を溝にしっかり入れこむイメージで。歯と歯の間は、歯ブラシだけでは磨ききれませんので歯間清掃用具フロスや歯間ブラシを使いましょう。いくら歯ブラシでしっかり磨いてても歯間清掃しないと虫歯はなくなりません。またブラッシングに加えてフッ素入りの歯磨き剤の使用、キシリトール製品のガムやタブレットを摂取することも虫歯予防にとても効果的です。
※フッ素効果…歯のエナメル質の再石灰化を促進させ酸に強い歯の表面にする。虫歯菌が酸を作る働きを抑制する。
※キシリトール…虫歯菌の増殖を抑え菌数を減少させる。虫歯の原因となる酸を作りにくくする。
ガムやとブレットを食べることで、唾液の分泌を促進させる。
自宅にいる時間が長いとどうしても間食を多くとりがちになります。虫歯菌は砂糖を餌にして酸を作り、その酸によって歯が溶けていきます。だらだらと食べたり飲んだりすることは虫歯予防では厳禁です。砂糖の代わりにキシリトールを摂るようにしたり、水やお茶を飲んで砂糖をこまめに洗い流すようにしましょう。お茶やお水を飲むだけでも口の中を酸性から中性に傾けて予防効果があります。ぜひご自宅にて参考にしてみてください。
歯科衛生士 松澤 千秋
6月の診療予定
木曜日・日曜日休診
その他通常通り診療いたします。
患者様へのお願い
新型コロナ感染対策のため、ご予約につきまして、ご予約人数を通常より減らし密集を防ぎ十分な除菌をするため様々な調整を図っております。
必ずご予約の上ご来院ください。お痛みなど急を要する場合もお電話でご相談の上ご来院ください。
新型コロナウィルスの世界的な蔓延で、歯科医院を訪れる患者様も感染リスクに敏感になっていることを感じます。
一方、私たち医療従事者も患者様が仮にどんな感染症に罹患し知らずに来院されたとしても、自分たちには感染しないよう、また拡散させないよう、しっかり防御しより一層の衛生管理対策の上、気を引き締めて衛生管理に努めております。
未知なるウイルスの脅威により、深刻な事態が続き、自粛による精神的疲れを感じる日々ですが、まだ先が見通せないのも事実です。普段と勝手が違い戸惑う日々ですが、ウイルスを拡散させないと同時に、自身の身体の免疫力を高めることがとても重要です。
口腔ケアをしっかりすることは、感染症リスクを大きく減らします。当医院で日頃お伝えしているブラッシング術、歯間清掃法など記憶を思い出していただき、毎日しっかり実践されてください。ご家族そろってブラッシングタイムを作り、家族皆さんで取り組むのもいいですね。お子様は、スマイルプログラムのノートを参考にしてください。
口腔内を清潔に保つことは、感染症ウイルスの定着を防ぎウイルス性疾患の予防につながることは間違いないです。
当医院では、三蜜状態を回避し、万全な除菌対策を行うため、予約数を調整しながら通常通り治療、予防とも診療を行っております。何かご心配ことがございましたら、まずお電話でご相談いただき、ご予約されてからご来院ください。検診・クリーニングのご予約もご自身の判断で受診されてください。
(コロナウイルス対策につきましては別途詳しく記載しております。ご参照ください)
5月になり、新緑も青々として過ごしやすい気候となってきましたね。
しかし、世界中の新型コロナウイルスの流行により、普段の日常生活が規制され、みなさんも暮らしにくく感じる日々ではないでしょうか?こんな時でも街路樹や足元の草花たちはいつもと変わらず陽の光を浴びキラキラとして私たちの心を癒してくれています。
そんな中、私たちに出来る予防策として「手洗い、うがい」をきちんとしていくこと、ウィルスを運ばないようにじっとしていること。そして何より自身の免疫力を高めることが大切ですね。ウイルスの感染予防に口腔ケアも有効であることはみなさんご存知ですか?
新型コロナウイルスはまだ未知の領域ではありますが、口腔ケアによってインフルエンザなどのウイルス感染症予防につながることは分かっています。
歯磨きや口腔ケアをおろそかにしていると、虫歯や歯周病の原因となる菌が増殖してプラーク(歯垢)になることはよく知られています。このプラーク=(細菌の塊)には気管支炎や肺炎などの発症や重症化に関わる肺炎球菌やインフルエンザ菌の他、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌などの細菌も含まれているとみられます。
これらの細菌はプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、ウイルスが気道の粘膜から細胞へと侵入しやすくする特性があるのです。つまり、お口の中が不潔な状態を放置しておくとプロテアーゼの量が増えていき、ウイルスなどの温床、栄養源となり感染症の発症や重症化を招きやすくするということです。
なので、今回のウイルス対策にも口腔内をきれいに保つことは感染予防になるといえるでしょう。
きれいに保つことにより、唾液の分泌が促進され唾液に含まれる成分の働きとして抗ウイルス作用が大いに貢献します。
今、外出しにくく通院が難しいですが、ご自宅で出来るセルフケアを心掛け感染予防につなげていきましょう。
Happyなものを発見して感動して。私たちのために働いてくださる多くの方々のおかげで生活できていることに感謝して…
心は明るい方向に!過ごしていきましょう。
歯科衛生士 尾形由起
5月の診療予定
4月29日〈水)~5月6日(水) 休診
5月7日(木)診療いたします。
4月を迎えました。何気ない普通の日常がいかに有難いかと感じる今日この頃ですね。
今年は新型コロナウィルスが蔓延した状況で、3月から4月の節目の行事が多く中止され、ざわめき多い4月の始まりとなっていますね。
各自、自分の健康に留意して、隣人を思いやり未知のウィルスの収束を祈りましょう。
唾液は天然の万病予防薬
現代人は唾液が少ない?
唾液とはお口の中に出される体液のことですが、これは実に身体を守る重要な役割を果たしています。
しかし、現代人はスマホ時間などが多く、会話が少ないため唾液が不足しがち。また軟らかい食事が増え、よく噛まなくなったことも大きな原因になっています。
唾液が減ると口内で虫歯菌や歯周病菌が増殖し、それが血管を通って全身に広がり、細菌の老廃物が血管に溜まって脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの病気を引き起こします。近年アルツハイマー型認知症も脳に付着した歯周病菌による影響があると解明されています。
唾液の主な働き
①消化作用・・・消化酵素の働きで食べ物を消化する
②殺菌・洗浄・保護作用・・・抗菌の他口の中を洗い流し粘膜に傷が出来ないよう守るベールの働き
③再石灰化・緩衝作用・・・歯の表面を守り、口の中を中和する働き
唾液アップへのヒント
①よく噛む・・・1口で30回位の咀嚼が理想
②水分補給・・・お水が一番 糖分のない飲み物
③口を動かす・・・会話などで口を動かす 口内に空気を入れ膨らませて動かす
唾液は加齢的影響で30代をピークに減少してきます。検診時に、唾液を出しやすくするマッサージ法などお伝えしていきます。唾液をしっかり出し、健康生活に活かしましょう。
歯科衛生士 福増 喜美恵
4月の診療予定
4月29日から5月6日まで休診いたします。
他日曜日、祭日、木曜日は休診です。