8月に入りました。
連日全国各地で猛暑日が続いておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
水分補給をしっかり行って熱中症には十分に気を付けたいですね。
今回は食いしばりについてのお話です。
普段ふとした時に、皆様のお口の中で上下の歯はどうなっていますか?
くっついていますか?それとも離れていますか?
上下の歯が接触するのは食事の時と唾液を飲み込む瞬間だけです。
口唇は閉じていても歯は離れている。これが自然の状態です。
噛む力は思いがけない程大きな力で
スルメや硬いおせんべいなどを食べたときの最大咬合力は約30㎏、
イワシの丸干しで約20㎏、ハンバーグで約2㎏、
ラーメンの麺でも約1㎏あると言われています。
また食いしばりは日中だけではなく、
夜寝ている時でもしている可能性があるのですが、
夜の食いしばりは何と100㎏以上。
ですから上下の歯が接触し続けるのはそれだけ大きな負担になるのです。
噛むための筋肉は、首や肩の筋肉と連動しています。
食いしばりがあると噛むための筋肉が疲労したり、
硬直したりして筋肉がアンバランスになります。
そうすると主に頭、首、肩、背中にかけての筋肉が緊張します。
よって頭痛や肩こりを引き起こします。
また食いしばりによって顎関節症、知覚過敏、歯が欠ける、割れる、折れる、
他歯周病が進行しやすくなると言われています。
一度ご自身のお口の中を観察してみてください。
①下の両脇に歯型がついていませんか?
②頬粘膜に横に白いスジが入っていませんか?
③下あごや上あごにこぶのような膨らみがありませんか?
上記に1つでも当てはまる方、
顎関節に違和感があって口を開けずらいと感じる方、
しみる症状がある方、ぜひ当院に気軽にご相談下さい。
歯科衛生士 森 綾香
8月の診療予定
8月9日(木)午前診療致します
8月23日(木)~29日(水)夏季休業の為休診
8月30日(木)終日診療いたします
本日、関東甲信越梅雨明け宣言されました!
例年になくかなり早い梅雨明けですね。
暑さが益々厳しい季節となりました。今年は、長い夏となりそうですね。
しっかり水分を摂って、この夏も元気に乗り切りたいですね。
今回は歯の詰め物、被せ物が外れたときについてお話ししたいと思います。
特に痛みやしみなど症状がなく、見た目も食事も気にならず、
お忙しいなど来院する時間がとれないなどの場合、
放ったらかしになってしまう場合があります。
しかし、外れてしまった部分の歯のくぼみには食べかすがつまり、
汚れが溜まりやすくなってしまいます。
削った歯の表面は虫歯になりやすい象牙質がむき出しとなっていることが多く、
虫歯の進行も早くなります。
また、歯肉が盛り上がってきたり、噛み合う歯や、
隣の歯が動いてしまい、そのままでは入らないこともあります。
1番良いのは外れたものをお持ちになって、すぐに来院していただくことです。
その場ですぐにくっつけられる可能性が高まります。
お心当たりの方はいないでしょうか?
もちろん外れていなくても、一度治療した歯は虫歯が再発しやすいので
定期的な検診で、歯を守っていきましょう。
歯科医師 相場奈緒美
7月の診療予定
今月は、暦どおりの診療となります。
日曜日、木曜日、祝日は休診です。
6月3日 川崎市・川崎市歯科医師会共催による
お口の健康フェア2018が、中原市民館にて開催されました。
ステージでは、毎年お口の健康に努力されている方の表彰式があります。
本年も、当院の患者様4組が表彰されましたのでご報告させていただきます。
ハッピー家族コンクール
5.6歳児とご家族の部門
優秀賞 飯川 環希さん 6歳
飯川 幸子様
11・12歳児とご家族の部門
最優秀賞 蒲生 雅斗さん 13歳
蒲生 美智子様
高齢者良い歯のコンクール
70歳代の部
最優秀賞 薮井 節雄様
80歳代の部
優秀賞 鈴木 ミツコ様
間もなく梅雨入りの兆しですね。
うっとうしいと感じる雨ですが、うまく付き合って快適に過ごしましょう。
ドライマウスのお話
日常の生活の中でお口の渇きが気になったり、
ふと口臭に気付いたりするとき
「ドライマウス(口腔乾燥症)」のサインかもしれません。
ドライマウスとは何らかの原因で唾液の分泌量が減って、
お口の中が乾いた状態になることです。
最近、罹患者が増え続けています。
ではドライマウスの原因は何でしょう?
①病気や薬によるもの
・病気 シューグレン症候群 糖尿病 腎臓病 唾液腺障害
・薬の副作用 抗ヒスタミン剤 花粉症の薬 血圧降下剤 抗うつ剤など
②身体的な変化によるもの
・加齢 加齢による唾液分泌機能低下
・筋肉の低下 噛むための筋肉の低下
・ストレス 精神的な緊張や圧力による場合
③生活習慣
・口呼吸 鼻つまり、咬み合わせ不良による場合
・飲酒や喫煙 飲酒は全身を脱水症状にする
喫煙は交感神経に働きかけ唾液分泌減らす
ドライマウスを放置するとどうなるか?
・虫歯や歯周病になりやすくなる
・口内炎になりやすくなる
・のど越しが悪くなり、食事がしにくくなる
・口臭がする
ドライマウスの対策は?
・たくさん咬むこと。
噛み応えのある食材をメニュに加えたり、ガムをかんだりしてみる。
・鼻呼吸できないときは、加湿マスクで口の中が乾燥しないようにする。
・リラックスする習慣つけ、深呼吸やストレッチなどで気分転換する。
・唾液腺マッサージ。耳の下(耳下腺)、顎の骨の内側部分(顎下腺)
下の付け根の真下の顎の部分(舌した腺)やさしく押すようにマッサージ
対策法いかがでしょうか?
気になる方は、唾液腺マッサージなど詳しくお伝えしますので
お気軽にご相談ください。
歯科アシスタント 田原 いずみ
6月の診療予定
6月15日(金)、16日(土)は、都合により休診いたします。
6月14日(木)振替診療致します。
その他日曜日・木曜日は休診です。
新緑のまぶしい季節となり、
さわやかな風を感じられるようになりましたね。
体調を崩しやすい時期ですので、皆さんも気を付けてお過ごしください。
さて、虫歯のかかりやすさについてのお話です。
人により、むし歯が出来やすい人と、
出来にくい人がいるのはご存知ですか?
習慣や食生活を同じように過ごしている兄弟姉妹がいても
どちらかが虫歯になりやすかったり、
なりにくかったりと感じる事はありませんか?
歯磨きがきちんと出来ていないからだと、
親御さんに注意されていた方もいらしたかもしれません。
虫歯は、実は1人ひとりなりやすさが違うのです。
唾液の質や量、虫歯のきっかけを作る菌の数など、
人それぞれ違うためにおこる病気なのです。
ただし、適当に磨いていたにも関わらず、むし歯とは縁がなく、
むし歯になりにくかった方でも、今後歯周病に要注意です。
むし歯が出来にくくて安心していると、細菌の性質が別物なので、
知らず知らずのうちに歯周病を患い、
歯を支えている骨が溶けてきていることに気付かず、
歯がぐらぐらになってくる恐れがあるのです。
ましてや歯周病は、お口の中だけでなく、
心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などなど、
全身疾患とも大きく関わっていることが明らかにされています。
むし歯が出来た方はもちろんですが、
虫歯のない方も歯のクリーニングや
メンテナンスなど定期的に検診をうけて
いつまでも健康で丈夫な歯を保っていきましょう!
アシスタント 吉岡 晴子
5月の診療予定
3日から6日 ゴールデンウイーク祝日連休
その他カレンダー通り、木日休診です。