2月に入りました。
今季は暖冬と言われていましたが、
やはり今年に入り一気に寒さが加速してきましたね。
さて今回は、骨粗鬆症の薬のお話をしたいと思います。
近年、高齢化に伴う骨粗鬆症の患者数が増加していると言われています。
骨粗鬆症の薬を処方された患者様は、
「歯科治療を受ける際は、必ずこの薬を服用している旨をお伝えください」
という添付文書を持って当院に来院されたりします。
骨粗鬆症の薬の成分には、ビタミン剤やホルモン剤、
ビスホスホネート製剤(BP製剤)等様々ありますが、
この中でもBP製剤が歯科治療に深いかかわりがあります。
BP製剤の長期間服用による顎骨壊死という問題です。
抜歯後の傷の治りが悪く、
あごの骨が腐った状態になる事があるからです。
発生頻度は0.01〜0.02%と言われており、
わずかではありますが、
服用年数によっても変わってきます。
通常の歯科治療では特に問題はありませんが、
歯を抜歯するなどの外科的な処置のときは、
気を付けなければいけません。
顎骨壊死は口の中が不衛生な状態において、
より生じやすいと言われています。
なので、BP製剤を服用している患者様は、
特に定期的に歯のクリーニングや歯ブラシ指導を受けていただき、
是非一緒に予防して行きたいと思います。
最後になりましたが、
わたくしは、
月曜日・水曜日に主に診療を担当しております。
ご心配事など何かございましたら遠慮なくご相談ください。
歯科医師 安西 佐衛子
2月の診療予定
2月25日(木) 午前中診療
2月27日(土) 研修のため休診
その他日曜・祝日・木曜日はカレンダー通り休診です。
なお、3月1日(火)は、午前休診・午後からの診療となります。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様におきまして、ご多幸で、佳い1年となりましようお祈り申し上げます。
お正月は、皆様どのようにお過ごしになられましたか?
私の場合、三女が大学受験生で、年末年始も休まず
元旦早々塾通いをしておりましたので、
娘の士気を下げぬように・・・
そして娘の反感を買わぬように・・・謹んでお酒をいただいておりました。
日本の受験生は大変ですね。努力が報われるように祈るだけです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
歯にとっての8年という歳月
虫歯予防の先進国と言われておりますスエーデンのイエテボリ大学の
歯科研究では、次のようなデーターが発表されております。
歯のエナメル質の表面に出来始めた脱灰(虫歯の始まり)から、
象牙質に虫歯が及んで進行し痛み出すまで、平均約8年かかる。
(スエーデントータルカリオロジーより)
※あくまでも健康な歯質を持つ平均的なデーターで、歯の質の弱い方や
萌出したての歯はこの限りではありません。
虫歯は本来「まれな疾患」と言われています。
その理由の1つは、バイオフィルム(細菌叢の膜)
のコントロールで確実に予防できるということで、
もう一つは、進行するまでにかかる時間が長いので、
穴の開くプロセスを止めるチャンスはいくらでもあるはずだからです。
このメカニズムをしっかり理解し、適切な検診とメンテナンスを行えば
自分の歯の健康を守るができます。
歯科受診は、自分の歯の健康を守ることを目的に通うことが
何より重要と言えるでしょう。
院長 福増 久佳
1月の診療予定
12月30日~1月5日まで年末年始休業させて頂きます。
1月7日(木)・1月14(木)は、午前診療いたします。
他日曜日・祝日は休診です。
寒さも急に深まり冬の訪れを感じる季節となりました。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?
今回は噛みしめることはよくないので気を付けましょう!!というお話です。
今年の6月にも噛みしめる害についてお話しておりますが、
診療に訪れる多くの方にみられて、増加している傾向にあるので、
今一度皆様に御注意して頂きたいと思います。
自分が噛みしめや歯ぎしりをしていないか意識したことはありますか?
実は、程度の差はあれ多くの方に見られます。
年末を迎え、何かと気忙しい時期となり「あれもこれも・・・と」気を急いていると
知らない間に歯やあごに力が入り噛みしめていることも多いです。
屋外で、冷え込んで寒くて肩に力が入り、首をすくめているときなど
知らず知らず歯を食いしばっていることに私自身気づきました。
何かに集中しているときや、特に寝ている間は気づかないものです。
食いしばり・噛みしめにより歯が割れてしまうことも珍しいことではありません。
割れてしまったら、歯を失うことにつながるのです。
唇を閉じた状態で歯と歯は触れない・・・・・
今一度、意識してお過ごしください。
師走となり、皆様お忙しい時期を迎えておりますが、
どうぞご自愛のうえ、来年も良いお年をお迎えください。
歯科アシスタント 小畑
12月の診療予定
12月4日 (金) 院長学会出席のため休診
12月24日(木) 午前診療
その他カレンダー通り診療いたします。
10月29日、当院より院長をはじめ歯科衛生士とアシスタント達皆で上作延小学校へ出向き「歯ブラシ指導」を行ってきました。
対象は2年生全4クラスのお友達です。この頃になると「6才臼歯」という大人になってからも一生お世話になる奥歯が生え始めます。
「歯ブラシ指導」の一番の目的は、この「6才臼歯」の大切さを知ってもらいそれを含めた全ての歯を上手に歯ブラシする方法を覚えてもらうことです。
まず初めは、視聴覚室に全員集合で映像やクイズを交えながら院長と一緒に歯のお勉強をしてもらいました。その後は各教室に戻り各自歯ブラシの実習です。
歯の汚れが落ちてない所を赤く染め出し、鏡でしっかりその場所を確認し、先程習った歯ブラシの方法で汚れを落としていきます。
普段は目に見えない歯の磨き残しをわかりやすく見る事ができ、皆興味津々でした。
当院に通院して頂いている患者さんで、しっかりと歯ブラシができている方がいたので、それを褒めたところ「小学生の時、学校で磨き方を教えてもらったから!」と[歯ブラシ指導]の体験を忘れずにしっかりと活かしてくれている方がいた、と院長が嬉しい体験として話していましたが、今回のみんなにとっても忘れられない体験となり、お家でもしっかり続けてもらいたいと思います!
アシスタント 大賀
急に寒くなり秋も深まってまいりました。
風邪などで体調を崩されている方もお見かけいたしますが、
皆様お元気でお過ごしでしょうか?
11月8日は、「いい歯の日」です。
平成元年に日本歯科医師会によって定められた記念日で、
いつまでもおいしく楽しくお食事をとるために、80歳になっても
自分の歯を20本以上保つことを目標とする「8020(ハチマルニイマル)運動」
を制定しました。身体の健康を保ち、美味しく食事することは、歯の健康は
欠かすことができません。
歯を20本以上保持することで・・・
しっかり噛むことができる。
しっかり噛めると・・・
唾液がたくさん分泌し、消化の働きを助け病気を防ぐことができる。
唾液がたくさん分泌すると・・・
唾液中の酵素の働きにより一層美味しさを味わうことができる。
美味しく味わえるので・・・
いろいろな食品を食べることができ、必要な栄養素をバランスよくとることができる。
そして、最終的に脳が活性化され運動機能が向上するそうです。
当院では、「自分の歯で一生涯を過ごすために」を主眼ととらえ、
治療から予防までトータル的にサポートさせていただいております。
お口の健康で気になること、心配事などございましたら遠慮なくご相談下さい。
歯科アシスタント 田原 いずみ
11月の診療予定
11月5日(木) 午前診療いたします
11月14日(土) 都合により午後休診
11月26日(木) 午前診療いたします
その他日曜・祝日・木曜日は休診です。