厳しい寒さとなる2月を迎えました。新型コロナウィルスもまた流行してきております。
皆様、感染対策に気をつけてお過ごしください。
さて、今回は洗口液の効果についてお話をしていきます。 近年テレビCMや広告などでもよく見かける洗口液ですが、
使用すれば汚れが落ちる、歯磨きの代わりに洗口液だけで大丈夫と思っている方がときどきいらっしゃいます。
洗口液はあくまで歯磨きの補助アイテムであり、歯周病や虫歯の原因となる歯垢そのものを落とすことは出来ません。
しかし、補助の役割として洗口液を使用するのは大変有効であり、虫歯や歯周病の予防のためにも積極的に取り入れていくべきだといえるでしょう。
洗口液の具体的な効果は以下の通りです。
・口臭予防
・口腔内の殺菌
・虫歯予防
・歯周病予防
・歯垢付着の予防 など
さらに、洗口液を使用することで歯ブラシでは届かない喉の奥や舌、頬粘膜などの菌も殺菌することができるため、
口腔内のトラブルだけでなく感染症の予防にも役立ちます。
洗口液といっても、フッ素配合のものや虫歯・歯周病予防ができるものなど、さまざまな種類のものがあります。
ご自身の合った洗口液を選ぶためには、まずご自身のお口の状況を知ることが重要です。
気になる方は歯科医院で医師や衛生士に相談することをおすすめいたします。
お家でのセルフケア、歯科医院でのプロフェッショナルケアに洗口液の習慣を加え、よりよい口腔環境を目指しましょう!
当院では歯科医院専売の洗口液 モンダミンハビットプロをおすすめしています。
こちらは、上記の効果はもちろん抗ウィルス剤が含有されており、インフルエンザやコロナウィルスの除菌にも効果があります。
当院のインスタグラムにて詳しく紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
2月の診療予定
2月1日木曜日 午前診療
2月8日木曜日 午前診療
2月15日木曜日 一日診療
2月22日木曜日 一日診療
2月29日木曜日 午前診療
日曜日、祝日は休診です
新年あけましておめでとうございます。
暖冬の穏やかなお正月となっておりますね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年早々に過激なフレーズで失礼いたします。
Floss or die?(フロスしますか?それとも死にますか?)
結構強い言い回しですが、アメリカではフロスはこのくらい大切な行いと知られています。
『フロスをしないで歯周病になってそれが原因で病気になり死んでしまってもいいですか?』ということです。
『口腔ケアをしっかりやらないと身体の健康を守れない』という認識は欧米やヨーロッパ諸国では当たり前の発想です。
当院では我が国でもフロス(歯間ブラシも含む)のある生活が当たり前になり、口の中をきちんとケアして誰もが自分で自分の健康を守ることが必然になることを願って発信し続けています。
特に幼少期からの習慣づけが肝心で、未就学児はおうちの方の仕上げ磨きにフロスをプラス、小学生くらいから糸ようじによるセルフケアをスタートさせ、10歳くらいから自分でフロスが使えるように指導しております。
過日も学校医の立場から、上作延小学校の5年生に向けての講演の中でこの話題をお話したところです。
当院での定期検診は、『自分の健康は自分で守る』健康教育の場と位置付け、歯みがきやフロス指導をしながら口腔ケアの大切さを個人のお口の状況に合わせてサポートしております。
特にお子様には半分以上の時間が歯科保健指導にあたり、学校では習わない生きる上でとても大切な健康教育の場として歯科衛生士を中心に取り組んでおります。
子供は日常的に身近な大人たちの姿から学びを得ます。
大人も子供も歯ブラシとともに歯間清掃をしっかり身につけて、自分の健康を守っていきましょう。
福増歯科医院 院長 福増久佳
1月の診療予定
本年度より木曜日も診療いたします。詳細はホームページ、Instagram、院内掲示にてご確認ください。
1月4日まで年始休暇 1月5日(金)より通常診療いたします。
1月11日(木) 1日診療
18日(木) 午前診療のみ
25日(木) 午前診療のみ
日曜・祝日は休診
令和6年1月より診療休診日となっておりました木曜日も診療(予防歯科・急患対応)いたします。
当面の診療時間スケジュールにつきましては、院内掲示、インスタグラム、ホームページなどで
お知らせいたします。ご不明な点はスタッフにお声がけください。
福増歯科医院 院長 福増久佳
寒く乾燥する季節になりました。 皮膚だけでなくお口の中も冬が一番乾燥しやすい季節だと言うことをご存知でしょうか?
体内水分量が減少すると,唾液の分泌量ももちろん減少します。
その他にも加齢、ストレス、口呼吸、飲酒、全身疾患、内服薬の副作用など 様々な原因で唾液の減少することが知られています。
厚生労働省のサイトには、「唾液には粘膜保護・自浄・水分平滑・潤滑・緩衝・抗菌・ 消化・組織修復・再石灰化・発がん予防などの作用があり口腔のみならず、 身体が正常な機能を発揮するためなくてはならない」
と書かれています。
私の経験では、唾液が少ない方は次のような傾向があると思います。
*虫歯・歯周病
*口臭
*口内炎
*舌がヒリヒリする舌痛症
*滑舌が悪い などです。
唾液の少ない方には以下のことを試していただきたいと思います。
①意識して水分を取る
②唾液腺マッサージをする
③表情筋を動かす(あいうべ体操など)
④キシリトールやポスカガムを噛む
⑤漢方薬を飲む
⑥鼻呼吸をする
特に②③④⑤については歯科領域で詳しくご説明いたします。
お気軽にご相談ください。 唾液の力で寒い冬も感染症に負けず健康に過ごしましょう!
歯科医師 相場奈緒美
12月の診療予定
日曜日、木曜日休診
12月28日(木)~1月4日(木)年末年始休暇
空気の冷たさを感じるようになり体調を崩しやすい季節ですので、引き続き手洗いうがいをして体調管理していきましょう!
近年、パソコンやスマホの普及や生活習慣の変化にともない、子どもの姿勢が悪くなっているという話をよく聞きます。
姿勢がよくないと必要な筋力が低下し、さまざまな面で健康によくない影響があります。
姿勢の話題はおもに小学生くらいの子どもに対してのものが多いですが、歯の生え変わり時期でもあり、歯並びにも影響してきます。
姿勢の悪い子は腹筋や背筋力など身体を支える筋肉が育っていないことと無関係ではないと思います。
ほかにも、首が左右どちらかにかしいでいるなどの姿勢の悪さは、顎の形と非常に深くかかわってきます。
猫背の子には過蓋咬合の子が多く、脱力系の子には上顎前突が多く、首が左右どちらかにかしいだ子は咬み合わせがズレている傾向があります。
また、口呼吸する子はいつも口が開いた状態になるため、口を閉める動きをする口輪筋のしまりが悪くなり、前歯を押さえる力が弱くなります。
そのため、前歯には舌の圧力だけが一方的にかかってしまい、前突や開咬の原因になるのです。 姿勢や口呼吸のほかにも、様々な癖が顎の形をゆがめています。
横を向いて食事をする、左右どちらかだけを下にして寝る、鉛筆や爪を噛む、唇を舐める・かむ・吸う…など、
知らず知らずのうちに顎の形をゆがめ、不正咬合の原因を作っています。
お子さんの、姿勢の悪さが原因で咬み合わせに問題が出ているのであれば、日々の食事の姿勢やテレビを見る姿勢などをまっすぐにする訓練をすると、
姿勢だけではなく顎のズレも軽減してきます。 正しい姿勢を保つことは、顎だけではなく、体の全ての骨を正しく育てることにつながります。
当院では、噛むことで顎を育てたり、口呼吸の改善につながる「ガムトレーニング」を行っています。
お子さんの歯並びやお口ポカンが気になる方はスタッフまでお気軽にお尋ねください。
アシスタント 吉岡晴子
11月の診療予定
11月2日木曜日 1日診療いたします
日曜、その他木曜、祝日は休診です。