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お知らせ一覧

2022.11.01
11月の診療予定


三寒四温を繰り返しながらここ最近はグッと秋の深まりを感じる季節となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

今月はくさび状欠損という歯の状態についてお話いたします。

くさび状欠損(WSD)とは?

歯と歯肉の境目(歯頸部)にくさび状にえぐられたような欠損が生じることからこのように言われています。

歯と歯茎の境目はエナメル質の薄い部分なので、摩耗などが原因してだんだんとえぐれてしまいます。

そしてエナメル質がなくなり歯の内層にある象牙質がむき出しになってきてしまいます。

むき出しになった象牙質は歯の中心内部にある神経と隣り合わせのため神経が歯の周りに起こった刺激を

敏感に感じやすくなり知覚過敏という状態を起こします。

冷たい水や外気、水で濡らした歯ブラシの毛先が当たると『キーン』としみたりするのです。

また象牙質はエナメル質より柔らかい組織です。そのため酸に弱く虫歯になるリスクも上がります。

『くさび状欠損は基本的に虫歯菌の仕業ではありません。』

主に考えられる原因は?

①過剰なブラッシング圧

 研磨剤入りの歯磨き剤を使用してゴシゴシと強い圧をかけてブラッシングを毎回繰り返していると歯肉退縮を起こし、

 歯面も研磨されてしまいます。

②歯ぎしりや食いしばり

 寝ているときや何かに集中しているときなど無意識に歯ぎしり、食いしばりをしてしまうと歯に強い力がかかり

 歯の根元のくびれたところに応力が集中して歯質の表面が破壊されくさび👆状のえぐれが生じます。

治療法は

 治療法としては、知覚過敏症状を軽減させる専用の薬剤を塗布したり、えぐれた部分が大きい場合は

 コンポジットレジンという白い詰め物でくびれた部分を補ったりして治します。

 歯ぎしりや食いしばりの原因が強いときは、噛み合わせのチェックをしたり、個人のお口に合わせたマウスピースを作成して

 かかりすぎる力を分散させて歯を守る予防をします。

 くさび状欠損の早期発見には定期的な歯科検診をお勧めいたします。

                歯科アシスタント  杉本いずみ

11月の診療予定

日曜、祝日、木曜日休診  11月24日木曜日は振替診療いたします。

 


2022.10.01
10月の診療予定


食欲の秋!おいしい味覚盛だくさんの季節です。

味わって食べるためにもお口が健康でないと楽しめないですよね。

今回は知覚過敏についてお話ししたいと思います。

テレビなどでよく耳にする言葉だと思いますが、「歯がしみる」「歯が痛い」といった症状が出ます。

健康な歯は、表面のほとんどをエナメル質と呼ばれる硬い組織で覆われています。

エナメル質は人の身体で最も硬いと言われており、神経は通っていません。

エナメル質の下にある象牙質には、無数の小さな穴が開いているため、

食べ物の熱や刺激が神経に伝わりやすくなっています。

歯周病で歯ぐきが下がることにより、エナメル質のない歯根部分が露出したり、

食いしばりや歯ぎしりでエナメル質が割れてしまい、象牙質が露出してしまうと、

知覚過敏という症状として現れてくるのです。

エナメル質が傷つき削られてしまう最も大きな原因として歯ぎしりや食いしばりがあげられます。

歯ぎしりの原因は「不安」「疲労」「ストレス」など様々ですが、

歯ぎしりは直接歯のエナメル質をこすり合わせるため、削れたり割れたりするのです。

さらに、歯ぎしり、食いしばりは歯の周辺組織全体に強い力が加わるため、

エナメル質が削れるだけでなく、歯を支える骨までも破壊することがあり、

歯周病の原因となったり、症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。

そういった場合は寝るときに装着するマウスピースで予防につながりますので、心配な方はご相談ください。

 

 

      歯科助手  吉岡晴子

 

 

10月の診療予定

13日木曜日は終日診療いたします。

木曜、日曜、祝日は休診日です。


2022.09.01
9月の診療予定


この夏も暑い日が続いていましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

診療室内の換気で窓を開けているため私たちも暑さを感じながら診療に携わっておりました。

夏は熱中症の心配から水分補給の対策をされていたかと思います。

喉が渇くとビールやスポーツドリンク、炭酸飲料などをついつい飲んでしまいがちです。

子供から大人までよく飲まれているスポーツドリンクは、汗と共に失われたミネラルや電解質を

補うにはとても良いものです。

しかし、砂糖が含まれている、酸性度が高いことから虫歯のリスクがとても高くなります。

例えばスポーツドリンク500mlにはステックシュガー(3グラム)が10本分も入っています。

酸性度は約㏗3.5、歯のエナメル質が溶けはじめるのが㏗5.5ですので大きく上回っており

酸性度が高くエナメル質が溶けやすい飲み物です。

身体にとっては良い飲み物でも、歯の健康を考えるとスポーツドリンクの飲み方には注意が必要です。

飲み方としてはこまめに飲み続けることは控えて、お口の中での停滞時間を少なく短くする。

お水やお茶など虫歯の原因にならない飲み物を一緒に併用して洗い流すような飲み方をする。

虫歯菌であるミュータンス菌の活動を弱める働きのあるキシリトール製品を摂るなどの工夫をしてみることを

お勧めします。夏の疲れが出やすいころですので皆様どうぞご自愛のうえお過ごしください。

        歯科衛生士  松澤千秋

9月の診療予定

9月22日木曜日は終日診療いたします。

日曜、木曜、祝日は休診です。

 


2022.08.01
8月の診療予定

今年は梅雨明けも早く暑さに慣れないうちに夏がやってきて日を増すごとに暑さも厳しくなっておりますね。

こまめな水分補給をし熱中症対策十分に行ってください。

さて、今回のテーマは母乳と虫歯の関係についてです。

よくお母さまから質問されることがあります。

「もうすぐ2歳になるのですが、まだ母乳を夜間にあげています。大丈夫ですか?」と・・・

赤ちゃんが生まれておっぱいだけを飲んでいるときの母乳は何の問題もありません。

生後半年ほどで離乳食が始まり、母乳と離乳食の両方を摂っているときも

ほとんど問題が起きることはありません。

ただ一歳以降の夜間の授乳には注意が必要です。

1歳の誕生日を迎えるころに上の前歯4本が生えそろいますが そのころから夜間に複数回の授乳を行うと

乳首と上顎の間に乳汁が停滞し、虫歯が生じる原因になります。

しかしながら母子の大切なスキンシップを中断するのはなかなか難しいですよね。

本当に注意すべきなのは母乳そのものではなく市販のジュースやお菓子を食べるようになって、

授乳を続けている場合です。

ショ糖が入った飲食物を取ると歯面に細菌(プラーク)が付着し始め、プラーク中の虫歯菌は

母乳中の乳糖からも酸を作り出してエナメル質を溶かします。

なので授乳継続中はお菓子やジュースをできるだけ与えないようにするとよいでしょう。

親子の大事な時間をよりよくするべく、注意できることは気を付けていきましょう。

そして親子で楽しくブラッシング時間を設けられると良いですね。

       歯科衛生士  尾形 由起

 

8月の診療予定

8月14日から18日 夏季休業

日曜木曜祝日休診

 


2022.07.01
7月の診療予定


はじめまして。昨年の11月より福増歯科医院の一員となりました山田 蒼(やまだ あおい)と申します。

皆さまが気持ちよく医院に来院されるように、明るく頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

 

さて、今回は歯ブラシを交換するタイミングについてお話ししたいと思います。

皆さんは歯ブラシをどのくらいのペースで交換していますか?

私は今まで歯ブラシの背中側から見て、毛先がはみ出して来たら交換するようにしていました。

これもひとつの目安となりますが、自分が思っていたのとは違ってほかにも適切なタイミングがありました。

歯ブラシの交換のタイミングの理想は一カ月に一本だそうです。

少なくてもワンシーズンに一本、3か月以内には取り替えるようにしましょう。

歯ブラシの状態が良いとはいえ、お口の中にはたくさんの菌が生息しています。

それを小さな歯ブラシで毎日落としているので、いくらきれいに洗って乾燥させてたとしても

毛束の根元には菌が繁殖してきてしまいます。衛生面で問題が出てきてしまうのです。

また毛が開いたり、コシがなくなってきたものは清掃機能が落ち、歯茎を傷つける恐れがあります。

一か月たつ前に毛束が開いてしまうのは、ブラッシングの力加減が強すぎる可能性があります。

使用する歯ブラシの毛束の性質や、ブラッシングの力加減、動かすストロークによって

歯ブラシの寿命も違ってきますので、気になる方は来院の際に使用中の歯ブラシを持参してきてください。

その方のお口の中の状況と合わせて、歯ブラシの状態をチェックしアドバイスさせていただきます。

また患者様に適切な歯ブラシを紹介したり、使い方を伝授したりできますのでどうぞお気軽にご質問ください。

      歯科アシスタント   山田 蒼

 

7月の診療予定

7月21日木曜日  一日診療いたします。

その他 日曜、木曜、祝日は休診です。


定期健診・ホワイトニング・インプラントなど歯に関することはお気軽にお問い合わせください

当院はお電話による予約制です。痛みのある方は、お電話にてご相談ください。

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