はじめまして。昨年の11月より福増歯科医院の一員となりました山田 蒼(やまだ あおい)と申します。
皆さまが気持ちよく医院に来院されるように、明るく頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。
さて、今回は歯ブラシを交換するタイミングについてお話ししたいと思います。
皆さんは歯ブラシをどのくらいのペースで交換していますか?
私は今まで歯ブラシの背中側から見て、毛先がはみ出して来たら交換するようにしていました。
これもひとつの目安となりますが、自分が思っていたのとは違ってほかにも適切なタイミングがありました。
歯ブラシの交換のタイミングの理想は一カ月に一本だそうです。
少なくてもワンシーズンに一本、3か月以内には取り替えるようにしましょう。
歯ブラシの状態が良いとはいえ、お口の中にはたくさんの菌が生息しています。
それを小さな歯ブラシで毎日落としているので、いくらきれいに洗って乾燥させてたとしても
毛束の根元には菌が繁殖してきてしまいます。衛生面で問題が出てきてしまうのです。
また毛が開いたり、コシがなくなってきたものは清掃機能が落ち、歯茎を傷つける恐れがあります。
一か月たつ前に毛束が開いてしまうのは、ブラッシングの力加減が強すぎる可能性があります。
使用する歯ブラシの毛束の性質や、ブラッシングの力加減、動かすストロークによって
歯ブラシの寿命も違ってきますので、気になる方は来院の際に使用中の歯ブラシを持参してきてください。
その方のお口の中の状況と合わせて、歯ブラシの状態をチェックしアドバイスさせていただきます。
また患者様に適切な歯ブラシを紹介したり、使い方を伝授したりできますのでどうぞお気軽にご質問ください。
歯科アシスタント 山田 蒼
7月の診療予定
7月21日木曜日 一日診療いたします。
その他 日曜、木曜、祝日は休診です。
例年よりも今年の梅雨入りが早いと報道されていますが、先月末には30度を超え、早くも夏真っ盛りの気温上昇となりました。
体調管理に気を付けて元気に生活していきましょう。
お口の健康を守る大切な2つの口腔ケアのお話
①自分で、自宅で「する」ケアと、②歯医者さんで「してもらう」ケア
自分でする口腔ケア(セルフケア)というと、まず歯みがきを思い浮かべる人が多いと思います。
毎日の正しいハブラシによるブラッシングは、セルフケアの一番の基本です。
加えてデンタルフロスや歯間ブラシなどの歯間清掃も必須。マウスウォッシュなどの使用も効果的です。
歯ブラシ1つとっても、手動か電動か、サイズや形状の違いなど種類は様々です。
歯間清掃の道具は何が合うか、サイズはどうか?お悩みの方も多いです。
当院のスタッフがご自身に合ったケアグッズを提案して、使い方をお伝えします。
”なんとなく磨く”は卒業して、自分の口の中のリスク部位に合わせたセルフケアを知りましょう!
忙しい方も「ベスト」は無理でも「ベター」を目指し、実行しやすいベターなケアを習慣づけることが大切です。
また、歯科衛生士による専門家の口腔ケアをプロケアといいます。
自分で落とすことのできない部分。磨きくせ、嚙みくせによって生まれてしまうこびりつき汚れ、
歯周ポケットの中の細菌のこびりつきなどを専用に機材を使って隅々までクリーニングしていきます。
ここで適宜、個々のお口の中の状況にあわせたセルフケアのアドバイスができます。
そして、虫歯や口の中の状況の変化も早期に発見することができます。
プロケアの受診の間隔は、その人のお口の状態や虫歯、歯周病のリスクなどによって変わります。
当院では、患者様のお口の状況に合わせて何か月後とご案内、お知らせしております。
継続は力なりです。自分のお口の状況に関心を持ち、自分のお口から健康を管理していきましょう。
6月の診療予定
木曜日、日曜日は休診です。
新年度が始まって1か月が経ちました。
新生活を迎えた方も多かったのではないでしょうか?
蔓延防止措置が解除せれたとはいえ、感染対策をしっかりして
楽しいゴールデンウィークを過ごしたいですね。
さて、今回は赤ちゃんの虫歯菌感染についてです。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。
では、赤ちゃんはどこから虫歯菌に感染するでしょうか?
それは家族など身近な人から感染します。
特に長い時間を共にする母親からの感染が一番多いと言われています。
主な感染経路は、
①フーフーして冷ましたご飯
②ストロー、箸、スプーンなどの共有
③お口へのキス
などと言われており、母親に虫歯がない子供よりも、
母親に虫歯がある子供は約3倍虫歯になりやすいという研究報告もあります。
虫歯菌は硬い歯の表面でしか定着できないため、歯が生え始める生後6か月頃から注意が必要です。
特に1歳7か月頃~2歳7か月頃の奥歯が生え始める時期は「感染の窓」と呼ばれていて、
この時期は歯の本数が増えることにより虫歯菌の定着場所が増えることや、
糖分の摂取機会が増えることにより非常に虫歯菌が感染・定着しやすく注意が必要です。
この時期に虫歯菌の感染が少ないとその後も虫歯になりにくいと言われています。
赤ちゃんが生まれる前も生まれた後もお母さん・お父さんをはじめ、ご家族の方は
歯科検診を受けて虫歯の治療やクリーニングをしておくことが赤ちゃんの虫歯予防に繋がります。
ぜひ定期検診を受けるようにしてください。
歯科衛生士 福田千尋
5月の診療予定
4月29日(金)~5月5日(木) 休診
その他、木曜日・日曜日 休診
若葉のまぶしいワクワクする季節がやってまいりました。
今年度当院は、開院30周年を迎えます。皆様の福増歯科医院への日ごろのご愛顧、
この場をお借りしまして心より感謝申し上げます。
長くも早い30年ではありますが、歯科が怖くて泣いてなかなか治療できなかった女の子が、現在では母親となって子供を連れて検診に来院してくれたりと、皆様の成長を感じながら仕事に就いている幸せを感じております。
歯科医療も最先端治療がどんどん進歩して治療の選択肢も広がりました。
新しい技術、最先端に歯科材と共に当院も探求し、今後ますます発展していく所存です。
ただ重要なこととして、お口の健康を維持する1番大切なことは、
お口の中の環境をしっかりと整えることです。
どんなにいい治療、材料でもお口の中の環境が悪いと長持ちせず、朽ちてきてしまいます。
お口の中が整っていたら、保険適用の材料でも十分に効果を発揮し、生涯にわたって利用することができるのです。
そしてお口の健康を保つことは全身の健康に波及します。
当院では、この原点をとても大切に考えて日常の治療にあたっております。
自分の健康は自分で守るという姿勢を大切に、スタッフ一同しっかりバックアップさせていただきます。
今後とも福増歯科医院をよろしくお願いいたします。
歯科衛生士 福増 喜美恵
4月の診療予定
4月28日(木) 1日診療
4月30日(土) 1日休診
4月30日(土)~5月5日(水)ゴールデンウイーク期間休診とさせて頂きます
その他木曜、日曜、祝日 休診
先月は関東にも雪が降り寒さが身に染みておりましたが・・・
三月になり三寒四温を繰り返しながら春になっていくのが楽しみですね。
さて、今回は子供の歯の不具合についてのお話をしたいと思います。
お子様のお口の中でこんな心配をかんじたことはありませんか?
①上の前歯がすきっ歯(正中離開)
②発音がしずらそう。特にタ行、ナ行、ラ行の舌を伸ばす発音がしずらい。
舌を前に出すとしたがハート形になる。
等お子様の口を観察して思ったことはないですか?
まず①についてです。
上の歯の前歯(中切歯)の正中(中心)は元から離開していて萌出してくることも多く、
通常側切歯や犬歯の萌出と共に自然と閉鎖してきます。しかし前歯が生えそろっても
閉鎖しない場合、上唇小帯強直症の可能性があります。
上唇小帯とは、上の唇と中切歯の歯肉に伸びている細いスジのことです。
このスジが太かったり硬かったりすると、前歯の正中が閉鎖せず離開したままになってしまいます。
そしてこのスジを切ってあげると(上唇小帯切除術)自然と正中が閉鎖され、きれいな歯並びが期待されます。
②についてです。
お子様の発音があいまいだったり、舌が短いと感じた場合、舌小帯硬直症が考えられます。
舌小帯とは、舌の裏側の細いスジのことです。
このスジが舌の先端近くまで付着していると、舌の動きが制限され、舌を前に出せなかったり
発音障害がみられることがあります。
舌小帯に関してもこのスジを切ること(舌小帯伸展術)で下の動きや発音が改善されます。
これらの治療、手術は当院でも行っております。
何かご心配やご不明なことがありましたらご相談いただければと思います。
歯科医師 安西 佐衛子
3月の診療予定
3月24日木曜日 1日診療いたします。
日曜、木曜、祝日休診